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日本初開催の「レインボーシックス シージ プロリーグ シーズン10 ファイナル」レポート。各チームが激闘を繰り広げ,ファンは熱狂

 2019年11月9日と10日,愛知県常滑市の愛知国際展示場(Aichi Sky Expo)にて,「レインボーシックス シージ」PC / PS4 / Xbox One)(以下,シージ)の世界大会「プロリーグ シーズン10 ファイナル」が開催された。本作の世界大会決勝が日本はもちろんアジア地域で行われるのも初めてだ。




 戦いの舞台となった愛知国際展示場は中部国際空港のあるセントレアに位置する施設で,2019年8月30日に開館したばかり。ゲームに関連したイベントも,すでにいくつか開催されている。「プロリーグ シーズン10 ファイナル」は9日に準々決勝,10日に準決勝および決勝戦が行われた。

入場待ちの列


 「レインボーシックス シージ プロリーグ シーズン10 ファイナル」は,北米,南米,欧州,アジア太平洋(APAC)の4つのリージョンを勝ち抜いた上位2チームが出場し,世界一の栄光を懸けて激戦が繰り広げられた。出場チームは以下の8チーム。




出場チーム
Natus Vincere(EU予選1位)Giants Gaming(EU予選2位)DarkZero Esports(NA予選1位)Team Reciprocity(NA予選2位)Ninjas in Pyjamas(LATAM予選1位)FaZe Clan(LATAM予選2位)Aerowolf(APAC予選1位)Wildcard Gaming(APAC予選2位)
 日本のシージコミュニティは世界的に見てもかなり大きい。野良連合を筆頭とする有力チームも多く,その熱量は高めだ。とくに野良連合は世界大会の常連で,海外での人気も高く,日本を代表するチームと言っても過言ではない。
 ……が,今回,日本で開催されたファイナルへの出場は残念ながら逃してしまった。日本での開催で現地のチームが出場しないのは少し寂しいが,そこは公平な勝負の世界,いたしかたない。

オープニングに登場した野良連合のオーナーKizoku氏。そのキャラクター性は日本のみならず海外でも人気で,会場を大いに盛り上げた






 今大会は世界中のeスポーツイベントで実績のあるESLがメインの運営を担当している。
 ステージ演出はさすがの世界大会規模で,ムービングライトを多用したライティングはとにかくカッコイイ。これほどの規模のeスポーツイベントは,国内ではなかなか見られないのではないだろうか。






 9日の準々決勝はまさしく熱い戦いが繰り広げられた。8:00に開場して全試合が終了したのは23:45ごろ。約16時間の長丁場だ。ギリギリ日を跨ぐことはなかったが,聞くところによると今までのファイナルでもこれほどまで長時間に及ぶのは類を見ないという。
 準々決勝の中でも,最も熱戦となったのは第3試合のGiants Gaming VS. Aerowolfだ。オーバータイム(※)の2回を含む41ラウンドにおよぶ戦いとなった。
 ファイナルとはいっても,やはり世界で見れば地域ごとの「強さ」というものが存在する。Giants GamingはEU代表であり,今大会優勝候補の1つ。しかし,勝利を手にしたのはAerowolftだった。

※基本的には1マッチ7ラウンド先取だが,2ラウンド以上の差をつけて7ラウンドを取る必要がある。そのため6対6となった時点で「オーバータイム」に突入し,8ラウンド先取した方が勝ちになる。ラウンド数は最大でも15で,それ以上の延長はない。



Aerowolfの勝利が決まった場面。ジャイアントキリング成功に選手達も興奮ぎみ。会場の熱狂のピークに




 日本を含むAPACリージョンのチームということもあり,Aerowolfが勝利を決めた瞬間,会場は熱狂した。野良連合のオーナーであるKizoku氏Tweetを見ればわかるように,APAC代表としての思いも背負っていたのだ。試合展開もシージ史上最高と言える素晴らしい試合で,普段すまし顔で試合を見てしまう筆者も思わずスタンディングオベーションをしていた。

11月9日準々決勝試合結果
第1試合
DarkZero Esports VS. FaZe Clan ☆7 - 5 ☆7 - 4 WIN -
第2試合
Natus Vincere VS. Wildcard 4 - 7☆ ☆7 - 1 ☆8 - 7 WIN -
第3試合
Giants Gaming VS. Aerowolf ☆8 - 6 7 - 8☆ 5 - 7☆ - WIN
第4試合
Ninjas in Pyjamas VS. Team Reciprocity 3 - 7☆ 6 - 8☆ - WIN





 10日の準決勝は第1試合がDarkZero EsportsとAerowolf,第2試合がNatus VincereとTeam Reciprocityの対戦。いずれも激しい戦いとなったが,DarkZero EsportsとNatus Vincereが決勝へと進んだ。
 決勝戦はNatus VincereがDarkZero Esportsを圧倒する展開となり,ストレートに2本先取し,優勝に輝いた。

準決勝第1試合
Aerowolf VS. DarkZero Esports 3 - 7☆ 3 - 7☆ - WIN
準決勝第2試合
Team Reciprocity VS. Natus Vincere ☆8 - 7 1 - 7☆ 5 - 7☆ - WIN
決勝
DarkZero Esports VS. Natus Vincere 4 - 7 3 - 7 - CHAMPION


激戦を勝ち抜き,見事優勝したNatus Vincere(NaVi)


 正直に言うと,日本チームが出てないことで会場の盛り上がりはいま一つになるのではないか……と懸念していたが,蓋を開けてみれば会場は熱気にあふれ,歓声が飛び交う状態だった。
 各チームの選手や出演者,会場を訪れていた日本チームのMeet & Greed(いわゆる握手会的なもの)には,長い列ができる。物販コーナーも長蛇の列ができ,人気商品は早々に売り切れとなるなど,ファンの熱量はかなりのものだ。会場に5:30から並んでいる猛者も相当数いたらしい。










 筆者は何度か海外のeスポーツ大会を取材したことがあるが,今回の大会はそれらに比べても見劣りしないし,ともすればそれ以上の熱量が伝わってきた。日本のチームが出場していたらきっとこれ以上の盛り上がりを見せていたのだろうと考えると,惜しい部分ではあるのだが,それでも日本のシージコミュニティの熱い想い,そしてeスポーツコミュニティの可能性を感じさせる。




 今回の大会は日本で世界規模の大会を実施する良い試金石となるはずだ。シージに限らず,さまざまな世界大会の決勝戦が日本で行われるようになる日も,そう遠くないのかもしれない。

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