KADOKAWAは、“カドフェス2020”を6月12日より全国書店にて開催します。

“物語のチカラ”を、すべての人々への応援歌に出来ないか?
振り返れば、2019年、東日本を立て続けに襲った大型台風は未曾有の被害をもたらし、同じ頃、沖縄では戦後ようやく再建成った首里城が、懸命の消火活動にもかかわらず全焼。人間の力の及ばぬものへの恐怖と無力感に打ちひしがれました。
一方で、アジア初の開催となったラグビーW杯で、日本チームの快進撃は人々に勇気と感動を与え、“オールジャパン”で“ワンチーム”にエールを贈りました。それは、復興に向けて人々が力を合わす様と重なりました。
そして、いま、世界中を襲ったウィルスから私たちは再び立ち上がろうとしています。
“物語”とは、フィクション・ノンフィクションを問わず、小説という形態すらも跳び超えて、ゲームや映像といった領域をも広く見据えた言葉です。
角川文庫が提供する“物語”が、人々の心の拠りどころとなり、明日を生きる礎になれないか?、“物語”から勇気をもらい元気をもらった、立ち直ることが出来た、という体験・経験を、年齢・性別を問わず、一人でも多くの人に味わってもらいたいという想いから、この夏、角川文庫は“ひらけ本のチカラ”というテーマで子どもから大人まで楽しめる物語を揃えた“カドフェス2020”を開催します。
新型コロナウィルスの影響で東京2020オリンピック・パラリンピックの延期をはじめ、夏休みの短縮も想定されるなどいつもと違う夏がやってきそうな今年の夏は、“本のチカラ”を感じてみませんか?
話題の映画原作や大人気シリーズが文庫で登場6月12日発売の新作です。

『青くて痛くて脆い』著者:住野よる
実写映画『青くて痛くて脆い』は8月28日公開です。
青春が終わる—— 傷つきながら、傷つけながら。
人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学一年の春、僕は秋好寿乃に出会った。
周囲から浮いていて、けれど誰よりもまっすぐだった彼女。
秋好と僕は二人で秘密結社“モアイ”をつくった。
——それから三年、将来の夢を語り合った秋好はもういない。
そして、今も僕の心には彼女がついた嘘がトゲのように刺さっていた。
『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』著者:宮部みゆきこれぞ江戸怪談の最高峰。宮部みゆきさんのライフワーク『三島屋』シリーズおちか篇がついに完結です。
江戸は神田にある袋物屋の三島屋で、風変わりな百物語を続けるおちか。
三島屋出入りの貸本屋、瓢簞古堂の若旦那が語ったのは、百両という破格の手間賃で写本を請け負った男の数奇な運命だった。
それを聞いたおちかが下した大きな決断とは……。
表題作を含む選り抜き珠玉の5篇を収録。人の弱さ苦しさに寄り添い、心の澱を浄め流す物語、シリーズ第1期完結篇です。
『鹿の王 水底の橋』著者:上橋菜穂子『鹿の王』がアニメ映画化。シリーズ累計220万部。壮大なスケールで紡がれる『鹿の王』最新作が文庫化です。
伝説の病・黒狼熱(ミツツァル)大流行の危機が去った東乎瑠(ツオル)帝国では、次の皇帝を巡る対立が勃発していた。
祭司医・真那(まな)から病に苦しむ姪を診てほしいと乞われた天才医術師・ホッサルは、恋人のミラルとともに清心教(せいしんきょう)医術の発祥の地・安房那領(あわなりょう)を訪れていた。
そこで明かされる清心教医術の秘密、そして思いがけぬ成り行きから巻き込まれた次期皇帝争いの行方は——!?
『ゴーストハント1 旧校舎怪談』著者:小野不由美『十二国記』の小野不由美の原点。ミステリ&ホラーの傑作。文庫版全7巻、ついに刊行スタートです。
取り壊そうとすると必ず事故が起こると噂されている木造の旧校舎。
高校1年生の麻衣はひょんなことから、心霊現象の調査に訪れた“渋谷サイキックリサーチ/SPR”所長・ナルの手伝いをするはめに。
彼女を待っていたのは数々の謎の現象だった。
旧校舎に巣食っているのは戦没者の霊かそれとも——。
次々と襲い来る怪事件に霊能者たちが立ち向かう。
ミステリ&ホラーシリーズ第1弾。『ゴーストハント2 人形の檻』も同時発売されます。
近日公開予定の映画原作のほか、多彩なジャンルのラインナップ!映画化される原作小説のほか、ベストセラーの人気作品が多数揃っています。
ニュースで話題となった作品、不朽の名作など、様々なジャンルがあります。
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